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2007年 06月 26日
最近、立ち止まる余裕もなくバタバタしているのだが、その理由のひとつが報道機関からのアンケート調査である。経歴や政策、あるいは趣味や健康法まで、ありとあらゆる質問を聞くアンケートが各社から届くのだ。 基本的な事項を除いた、どうしても本人ではないと答えられないような設問についてだけ、私自身で答えるのだが、それでも相当な量になる。中には正体不明の団体からのアンケート調査もあるので、そういった怪しいものを除いて、報道機関からの調査票にはきちんとお答えしようと心がけている。ところが! アンケート調査の設問そのものや選択肢のつくり方など、調査デザインの部分では、残念ながら質の低いものが多いのだ。私は、かつての仕事でもこのようなアンケートの作りこみを行なったことがあるし、大学院ではハーバード大のブレンドン教授(世論調査に関する第一人者)に調査にあたっての倫理、設計、設問づくりについて徹底的に鍛えられたので、こういう調査票にはちょっとうるさい。残念ながら各社のアンケートとも、基本ができているものは皆無である。また、新聞社と大学が共同で行なう調査というのも幾つかあったが、いずれも世論調査やアンケート調査の基本が分かっていないといわざるを得ないのだ。(これら調査にあたつている教授先生はブレンドン教授の授業では確実に落第するだろう!) だから、気合を入れてしっかり答えようと思っても、がっかりしてしまう・・・のである。ついでに言えば、新聞で発表されている「読者アンケート」の類も、残念ながら、お粗末で見るに値しないものが殆どである。 厳しい意見を述べさせていただいたが、有権者の皆さん、国民の皆さんに対する、情報を提供する上で、この種のアンケートや調査は非常に重要だし、これでは世論が正しく測れないばかりか、誘導される危険性すらある。我が国の世論調査、報道機関のアンケート調査には大いに改善の余地がある。より良いものができるよう、今後もこうした「声を届ける」仕組みづくりに、ぜひとも前向きに取り組んでいきたいと思う。 by onozakikohei | 2007-06-26 03:55
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